Trouble mystery tour Epi.4 (2) byY
「一番星見ーーーつけた!」
ビアガーデンを出るなりブルマはそう言って、夜空に光る星を指し示した。
「ウミホタルだわ。きれーい!」
次にそう言って、ビーチの方角へと走り出した。薄闇の中、海はマリンブルーに光っていた。ブレイクする波の白い波頭にブラックライトが当たっているかのように、幅100mぐらいにわたって、波のセットのリズムにあわせて青白く輝いていた。
「あっ!カニ見っけ!」
やがて海岸沿いの道へ抜けると、今度は地面へ手を伸ばした。それまで後を追いつつも海を見ていた俺は、それで完全にブルマへと視線を戻した。
この旅行中俺たちは何度も酒を飲んだが、たぶんその中で一番上機嫌にブルマは酔っていた。症状的にはほろ酔い。酒量的にはだいぶん飲んだにも関わらず。かわいいんだかかわいくないんだか、わかりゃしない。
「あ、パンの木!」
「大きなブーゲンビリア!」
でも特に足元が危なっかしいわけでもないので、俺は笑ってブルマがいろいろな物を物色する様を見ていた。最後の言葉と共にブルマは俺のところへとやってきて、隣に並んだかと思うと俺の腕ではなく腰に手を伸ばしてきた。
「100万ゼニーの男見っけ!!」
「ひとの財布に手をかけるな!」
俺はすっかり呆れ返ってそう叫んだ。またずいぶん埒もないものに目を細めているなと思ったら、いきなりその現実的な切り変えはなんだ!おまけにそれは意味が絶対的に違うだろ!
ブルマは笑顔をまったく崩さずに、むしろ笑みを濃くして、今度は俺の腕を取った。
「別に取ったりしないわよ。ねえヤムチャ、何か買って!」
「何かって…」
…ああ、あれか。
ブルマに腕を引かれて歩を速めると、道の先に一台のワゴンカーが見えた。観光客をターゲットとした露店の土産物屋。ところ狭しと置かれた南国調の小物に、色鮮やかなアクセサリー。
「これ!この、うさぎ貝のネックレスがいいわ」
時刻のせいか素っ気ない店の主をよそに、ブルマは喜々として品物を物色にかかり、早々と土産物の山の中からそれを選び出した。レッチェルの高級ジュエリーショップ。夜の骨董市。俺がルートビアで買った花束。その他これまでさんざんブルマのショッピングへの姿勢を見せられてきた俺にとって、それは非常に意外なことであり物だった。――とりたてて目を引くわけでもない、言ってしまえば何の変哲もない、丸みを帯びた白い貝殻のネックレス…
「おっまえ、かわいいものほしがるなあ…」
呆れと感心の綯い混ざった気持ちに、俺はなっていた。こんなどこにでもありそうなものを、ブルマ言うところの言い値で買うのか。ねだってるってところもポイントだな。相手の懐を考えてわざと高価じゃないものをねだるとか、そういうことはブルマは絶対にしない。高かろうがなんだろうが、欲しい物を欲しいと言うやつだ。
「何それ、どういう意味よ?」
それは不服そうにブルマは口を尖らせたが、バカ正直に答えるつもりは俺にはなかった。
「んー、いや別に」
「ふんだ。わかってないんだから!」
…俺、何も言ってないのに。
本当にそうなのかどうかは知らないがまるで見透かしているようなことを言うブルマに、俺の呆れは膨れ上がった。それでも感心が消え去ったり、ましてや買ってやる気がなくなるなんてことはなかった。俺は俺で一つ見透かしていたからだ。あれだろ。花と同じだろ。うまく言えないけど、その物があることが嬉しいっていうやつだろ。矛盾してるようだけど、物そのものが欲しいってわけじゃない、っていうやつな。
つまるところ酔いに任せてちょっと素直になってみたらしいブルマは、俺が店主と取引を済ませるなり、それは偉そうに言い放った。
「つ・け・て!」
「はいはい」
「サンキュ〜!」
そして俺がネックレスをつけてやると、途端に俺から離れていった。いろいろな物に目を細めながら、再び前を歩き出した。
「あ、桜貝」
「こんなところにホタルが飛んでる〜」
現金なやつだ。きっと、誰だってそう思うだろう。
…まったく、これでいつもよりかわいいなんて誰が思うだろう…


ご機嫌な帰り道は、ホテルまで続いた。
さすがにホテルの中でまでは、ブルマは前を行かなかった。それはどうしたって違うからな。昨日とも一昨日とも違う軽い足取りで、俺の腕は一切取らずにロビーを進んだ。あ、淋しいとか思ってるわけじゃないぞ。なんていうかな、本当に機嫌いいなあ、と思うだけだ。たぶん今のブルマは俺が何をしようと気にならないのだ。…この言い方は少し淋しいかな。じゃあ、俺がいればそれでいいのだ。
部屋へ入って、まずは喉を潤した。ビールばかり飲んでいたから喉が渇いた。それなのにそれからまたビールを飲む破目になったのは、ブルマがカードをやろうと言い出したからだ。
「ね。賭けしましょうよ、賭け」
さらにカードを切るよりも早く、それどころかプレイするゲームを決めてもいないうちに、そう言った。ビールのプルタブに手をかけがてら俺は訊いてみた。
「賭け?って、一体何を賭けるんだ?金か?おまえから金取ってもたいして得した気しないがなあ」
「そんなのあたしだってそうよ。何をするかは勝った方が決めるのよ。じゃ、とりあえずジン・ラミーやりましょうか」
なるほど。つまり罰ゲームか。ブルマと二人の状態で罰ゲーム…これは厳しそうだな。言わば何でもありの状況だ、一体何を要求されることやら。
ブルマをやり込めるためではなく自らの保身のために、俺はゲームに身を入れた。でも、イカサマはしなかった。そんなことしてもしバレたらどうなると思ってる。…いや、バレずともそんなことはしないぞ。そんなことしなくても勝てる…こともたまにある。
「はい、ノック」
「うむむむむ…」
しかし、俺は忘れていた。今夜のブルマは絶好調であるということを。いつもだって強いけどさ、今日は鬼神だ。どうしてそんなにノックが早いんだ。おまけにほとんどジンしてやがる。
「そろそろ違うゲームにする?」
「いや、もう少し」
時折かけられるブルマの声を退けて、俺はジン・ラミーをやり続けた。そうしなければならない理由があった。知識的なことならともかく、戦略を練るということでは俺だって負けないはずなんだ。現にいつもはもう少し勝ってる。こんなほとんど床に寝そべって自分の番がこなければごろごろしているだけのやつに、いつも以上に負けるわけにはいかん。
やがて、ブルマが体を起こした。そして両手を真上に掲げてそれは大きく伸びをした。それで俺は足を崩して勝負を投げ出すことに決めた。
「んー、ノック。あ、ジンね」
「はー、負け負け。俺の負け」
せめて時計の針が真上に行く前にやめてやらないと。せっかく眠くなってるのに、こんなことで夜更かししてちゃダメだよな。
「あら、もういいの?」
「ああ。…いや、そうだな。じゃあ明日の夜また一戦」
「オッケー、いいわよ。でも、勝負は持ち越さないわよ。今夜はあたしの勝ちだからね」
「はいはい。それで、俺は何をすればいいんだ?もしくは何をされればいいんだ?」
嫌みのつもりで、俺は言った。罰ゲームを提示されてから文句を言うのは男らしくないから、先に言っておいたのだ。ブルマは未だ変わらない機嫌のよさでそれを流し、からっと言った。
「んー、そうねー。…じゃ、背中流させて!」
「は?」
俺は思わず呆然とした。それはまったく、俺にとっては死角以外の何物でもない方面からの要求だった。
「さっきお風呂入ったのにまた入るの面倒くさいのよ。だから一緒に入りましょ」
なんだそりゃ。
わけのわからん理屈だ。俺はおもちゃか。まあ、ブルマにとってはそうかもしれないがな。でも普通は『背中を流して』と言うもんだぞ。
「いいじゃない。こんないい女に背中流してもらえるなんて、あんた幸せ者よ〜」
「…………」
俺はすっかり言葉に詰まった。嫌なわけじゃない。そんなことあるはずがない。だが…
負けておいてよかった。この時俺は心の底からそう思った。言うことをきかねばならない、そういう大義名分があるから黙っていられるが、もしそうじゃなければ何か言わねばならないところだった。
「じゃ、あたし先に入ってるから。あ、カード片づけておいてね」
ついでのようにそう声を投げかけて、ブルマはバスルームへと消えた。やれやれ。いつもながら一方的なことだな。俺はゲームの勝敗を抜きにしてそう考えた。
そう、ブルマは勝ったからこんなことを言い出したわけではなく、ただこのタイミングで言ってみたに過ぎないということが、俺にはよくわかっていたのだ。


そろそろいいかな。
そう思えるだけの時間が過ぎるまで、俺はソファに横になって、ちびちびと残りのビールを飲み続けた。こういう心持ちでシャワーの音を聞くというのは初めてだ。いつもはブルマがシャワーを浴びている間は、まるっきり自分のプライベートタイムだからなぁ…
最後に水を一杯飲んでから水音のやんだバスルームへ入っていくと、肩までをバスタブに浸からせたブルマが振り向きがてら口を尖らせた。
「ヤムチャ、おっそ〜い」
俺は思わず眉を寄せた。何を言う。気を利かせてやったのに。
『女はいろいろと手入れが大変』そうブルマがいつも言うから、時間を与えてやったのに。本音を言えば、そういうところを見ることにこそ興味があるのだが。でも、これはブルマのじゃなくて俺の罰ゲームだからな。
だからと言って、俺が勝った際にそれを要求することはできない。そんなことしたら怒られるに決まってる。『あんた一体何考えてんの』…ブルマにだけ使うことの許された、拒否の言葉だ。
「ちょっとぉ、ずいぶんシャワーの温度高いわね。熱くないの?」
飛び散った飛沫の、存在ではなく温度にブルマは文句を言った。シャワーの勢いを弱めながら俺は答えた。
「少しな。でも、この方が気が引き締まるんだ」
熱いお湯の後に冷たい水。それが最高に気持ちいいんだ。
だがこの時は、最後の締めの冷水はなかった。俺の入浴時間を延長させる人間が、すぐそこにいたからだ。俺が一通り洗い終えると、手ぐすね引いて待っていた、といった感じでブルマがバスタブから出てきた。
「さ、じゃあそろそろやらせてもらおっかな」
そして、まさに手ぐすね引いて待っていた、といった感じの台詞を吐いた。俺は少し呆れながら訊いてみた。
「ひとの背中流して楽しいのか?」
「さあね。よくわかんない。なんとなくよ。だけど懐かしいな〜。あたし昔、孫くんの背中洗ってあげたことあるのよね。会ったばかりの頃」
思いのほか強い力で俺の背中を擦りながらブルマは言った。その態度と言葉の両方に、俺はすっかり呆れさせられた。
本当にこいつって、機微ないなぁ。彼氏の背中を流しながら他の男のことを話すやつがあるか。…ま、子どもの頃の悟空のことだけど。
「髪も洗ってあげたのよ。あんたもそうしてほしかった?」
「うーん…」
髪を洗ってもらうのって気持ちいいんだろうか。背中は結構気持ちいいけど(案外しっかり洗ってくれてるからな)。っていうか、これのどこが罰ゲームなんだ。やはりここは俺も流してやるべきだろうか。
俺がそこまで考えを進めた時、ちょうどブルマが手を止めた。
「はい、終ーわり!よし、じゃあ次、あたしにやって!」
「ああ、はいはい。って、おい?どうして湯に浸かるんだ」
そして言葉とは裏腹に、さっさとバスタブに戻っていった。俺がそれを不思議に思わないわけはなかった。ブルマは笑って、まったく理解し難い台詞を吐いた。
「あたしはもうずいぶん洗ったからいいのよ。一緒に入って後ろからぎゅーってやって。似たようなもんでしょ」
「…………」
俺はすっかり言葉に詰まった。それは…全然違うんじゃないか。嫌なわけはもちろんないが…脈絡というものがまるでないぞ。
こいつはどうしていつも雰囲気も何もなしにこういうこと言うかなあ。雰囲気があればあったで、露骨もいいところだし。そういうやつだってわかってるんだけど慣れられないんだよなあ。
そう心の中で溢しながら、俺はバスタブに入り、後ろからブルマを抱いた。そして思った。
…あー、気持ちいい。
少しぬるいお湯と、しっとりとした肌の感触がすごく気持ちいい。撫でるとまた気持ちいい。どこまでも滑らかに指が滑っていく。見えないがゆえの感覚。わからないがゆえの高まり。
ブルマは何も言わなかった。だから、俺も黙っていた。それでもひとしきり抱き締めた後には思っていた。
…こっちを向かせたい…
どちらからかはわからない。気づけば俺たちは、向かい合って唇を合わせていた。湯に包まれて、緩く抱き合っていた。俺が引き寄せたのか、ブルマが寄り添ってきたのか、それはわからない。でも、一つだけ確かにわかっていることがある。
俺はゆっくりと動いた。ブルマに選択肢を与えるために。
このままでいいのか、それともベッドへ行くのか。それを考える時間を与えるために。




そんな感じで、俺はブルマの罠に嵌った。
これを罠と言わずしてなんと言おう。わざとだろうが迂闊だろうが、罠は罠だ。そしてその罠は、なかなか念が入っていた。
「面倒だから、あたしも一緒に浴びる〜」
ひとまず罠を抜け出した直後、なおもそんなことを言いながら、ブルマがシャワーを浴びていた俺の前に立ったのだ。わざとか迂闊か微妙に判断に迷う後向きにではなく、それはもう露骨な前向き、抱きつきの格好で。まったく、俺をバスルームから出させない気か。そう思いながら俺はシャワーのコンソールを弄った。
「きゃあぁ!ちょっと、何すんのよ!」
「これが気持ちいいんだって」
火照った体に冷たい水。俺の習慣を兼ねた軽い苛めに、思った通りブルマは体を離した。そしてそのまま離れていった。
「あんた、どういう神経してんのよ!もう、あたし先にあがるからね!」
さらに、捨て台詞を投げつけてバスルームをも出ていった。俺は少し身を竦めたが、それは単に習性であったに過ぎない。どういう神経って、実に細やかな神経してると思うがなあ。いつまでもこんなところでいちゃついてたら風邪ひくぞ。それにバスルームで寝かせるわけにもいかないしな。
あー、いい罠だった。今では俺もブルマの上機嫌をうつされて、バスルームを後にした。ブルマはリビングの床に寝そべって、珍しく、というより不自然に雑誌なんかを読んでいた。それでも俺がビールを放ると、すぐさまそれを手放した。特に何か言うわけでもなく、体を起こしてプルタブを開ける。ま、だいたい予想通りだ。本当に怒ってるかどうかなんて、一目見ればわかるんだ。今さら説明するまでもないことだがな。
「なあ、明日だけどディンギーやらないか?」
だから俺は宥める段をすっ飛ばして、酒飲み話へと入った。ブルマも、怒る振りさえすることなく、俺に答えた。
「いいわよ。じゃあそれで現地集合ってことにしましょ」
「現地集合?」
「明日ね、一つ参加したいプランがあるの。島の東の方に真ん中に砂浜を挟んで左右が海っていうビューポイントがあるのよ。そこを見てから近くにある古代の森を散策するっていうプランなんだけど…ま、ハイキングみたいなものね」
「相変わらず気合い入ってんなあ…」
目の前に海が広がっているのに、わざわざ遠くの海まで行くのか。本当にフットワークだけは軽いやつだ。
少し皮肉混じりに俺はそう思ったが、実際に文句をつけるつもりはなかった。ディンギーで行くのなら、少なくとも負ぶうことはないわけだ。もし周りに人気がないようだったら、気を推進力にぶっ飛ばしてみるのもいいかもしれない。そんなことを考えていると、ブルマがおもむろに言い放った。
「あんたほどじゃないわよ。まー体力に物を言わせて思うまま手ぇ出してくれちゃってさ。この一週間で一体何回したと思ってんの。おまけに余韻も雰囲気も何もなしでさ。デリカシーないんだから。イカせればいいってもんじゃないのよ」
「おまえ、すごいこと言うな」
このいきなりの暴言に、俺は思わず感心した。これはもう口が悪いとかいうレベルじゃないぞ。むしろそこまで言えれば立派なもんだ。
「本当のことだもん。付き合うこっちの身にもなってほしいわ」
またそれか。ブルマって、すぐそういう言い方するんだからな。ブルマほど女の武器を有効利用してるやつもいないと思うがなあ。俺の一存で事を運んだことが一体何回あったというんだ。
俺は思ったが、もちろんそれは不満ではなかった。まあなんだ。俺はおいしくいただいてる身だ。そんなことを言っては罰が当たる……という態度を示しておけばいいんだろ。
「ごめんごめん。じゃあ今日から別々に寝るとするか」
そんなわけで、俺は引いた。どうしていきなりそんなことを言い出すんだ、という当然の反論を呑み込んで。次の瞬間、ブルマの手にあったビール缶が乾いた音を立てて床に叩きつけられた。
「ちょっと!なんでそうなるのよ!」
「だって、ブルマは無理して付き合ってくれてるみたいだからさ。これからは無理せず一人でゆっくり休んでくれ」
「そういう話じゃないでしょ!」
じゃあ、どういう話なんだよ?
いつもならそう思うところだろうが、この時の俺は違った。体にまわった酒と、何よりブルマにうつされた上機嫌のために。もとよりそこまで苛めるつもりはない。だから心の中で軽く肩を竦めながら、表向き平然と言ってやった。
「じゃ、一緒にベッドに入っていいんだな?」
「ずるい男!」
ブルマはそれはつんけんとそっぽを向いた。はー、やれやれ。小さく息をつきながら俺は距離を詰め、後ろからブルマを抱いた。なんでと訊かれても困る。そういうものだからだ。
かわいくない態度の裏に見え隠れする女っぽさ。言葉の端々に感じられる拗ねた思い。そういうものだからだ。
…あれだな。ちょっと飲ませ過ぎたのかもな。さっきまではあんなに上機嫌だったのに、少し絡み酒になってきてる。また二日酔いにならなければいいが。
そんなことを考えながら、ブルマの顔を引き寄せた。そしてそのままキスをした。一緒にベッドに入るために。初めからそのつもりだった。だから一度傍から離した。なのにそんなこともわからないんだから…
こうして、今度はブルマが罠に引っ掛かった。…ということに、しておいてやることにした。こんなの罠でもなんでもない。ただの『飛んで火に入る夏の虫』だ。
でも、ブルマに言わせれば、きっと俺が勝手に手を出したということになるのだ。まったく、ずるいやつだ。
ま、いいけどな。…態度とは裏腹に素直に開く体。応える唇。
始まってしまえば、かわいいんだから…
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